深田電機株式会社 ご提案サマリー データ活用・AI基盤構築の全体像と支援メリット / ツール非依存版

1. ご提案の狙い

既存の販売管理システムに眠る貴重なデータを、意思決定に使える形(BI)誰でも問い合わせられる形(AIエージェント)に変え、 13拠点・600社超の仕入先・数十万点の商材を扱う貴社の「経営の解像度」を一段引き上げます。

創業100年超・売上81.4億円・DX認定取得企業として、すでに方針は明確です。あとは「現場で使える仕組み」に落とし込むだけ。基幹システム(販売管理)には一切手を入れず、その外側にデータ活用層を新設することで、安全かつ段階的に実現します。

2. アーキテクチャ(ツール非依存・概念図)

本提案は次の6層構成です。各層で採用するツールは貴社の既存環境とご希望によって選定しますが、骨格はツールに依らず一貫しています。

1データソース層
既存の販売管理システム(オンプレ・導入済み)。受発注/売上/商品/取引先など、日々蓄積される基幹データ。本層には手を入れません。
2データ抽出・連携層
オンプレDBからセキュアにデータを引き上げ、クレンジング・整形して上位層へ渡す。ファイアウォールを開けずに連携する仕組みを採用。
3データ基盤層
分析・AI活用に最適化された形でデータを蓄積・統合。長期データや他データ(補助金案件・社外データ等)との結合の受け皿。
4BI/可視化層
経営・営業・拠点別ダッシュボード。定型レポートの自動配信。「数字を見る」体験を提供。
5AIエージェント層
自然言語で「先月の○○商材の拠点別売上は?」と聞ける。「数字に聞く」体験を提供。
6利活用層(事業価値)
経営判断の高速化/拠点横断の見える化/営業活動の最適化/ES室の補助金提案へのデータ活用。
本図は概念モデルです。各層の具体ツール(オンプレ抽出は Microsoft / Zoho / 他、BIは Power BI / Zoho Analytics / 既存BI、AIエージェントは Microsoft 365 Copilot / Copilot Studio / Claude等の独自エージェント)は、ヒアリングで貴社の既存環境・接続したいツール群に応じて確定します。

3. 実現メリット(深田電機様にとっての価値)

① 経営判断の高速化

月次決算や会議資料を待たずに、リアルタイムに近い経営指標へアクセス。13拠点・取扱メーカー600社超の動きを即座に把握できる。

② 拠点横断の見える化

営業所ごとに分散しがちな売上・取引情報を横断ビューに統合。拠点間の比較・ベストプラクティス共有が容易に。

③ データ問い合わせの民主化

自然言語で誰でも問い合わせ可能。SQLや専門知識なしで現場が自走。情シスや管理部門への問い合わせ負荷を削減。

④ ES室の提案力強化

販売データと補助金・ZEB案件データを横断分析。採択率97%実績の提案力に、データに基づく顧客選定・タイミング判断が加わる。

⑤ 既存システムを変えない安全性

販売管理システム本体には一切手を入れず、外側にデータ活用層を新設。業務継続性を損なわずに段階導入が可能。

⑥ 補助金の活用で初期負担を軽減

「デジタル化・AI導入補助金2026(旧IT導入補助金)」通常枠(補助率1/2・上限450万円)の対象となる見込み。クラウド利用料は最大2年分が対象。

4. 当社(etika)が支援するメリット

① ベンダーニュートラルな最適解

Microsoft・Zoho の双方を扱える立場から、貴社の既存環境とゴールに即したツール選定をご提案。"得意な製品を売り込む"ベンダー提案にはなりません。

② 業務要件から実装まで一気通貫

業務ヒアリング → 要件整理 → ツール選定 → 構築 → 運用・定着までを一社で完結。要件と実装の間で齟齬が生じない。

③ 補助金活用を見据えた構成設計

「デジタル化・AI導入補助金2026」の登録ツール構成や、申請に必要な要件を初期設計段階から織り込みます。後から「補助金が使えなかった」を防ぎます。

④ 段階導入(PoC→本格展開)の設計力

いきなり全社展開せず、小さく始めて検証→拡張する段階導入を設計。投資リスクを抑え、現場の納得を得ながら進められます。

⑤ 中小企業のDX伴走経験

クラウド業務システムの設計・開発・現場での定着支援を本業として実施。「導入したが使われない」を避ける運用設計が可能。

⑥ データガバナンスへの配慮

認証統合(SSO)、アクセス権、監査ログ、データ保持ポリシーまで、DX認定企業に相応しい運用設計を構築段階から組み込みます。

5. 進め方(段階導入のイメージ)

フェーズ目的主なアクティビティ
Phase 0
現状調査・要件確定
大枠の妥当性検証・ツール確定業務ヒアリング/DB構造把握/利用者・想定質問の整理/ツール選定
Phase 1
データ連携基盤構築
データを安全に上位層へオンプレからの抽出・連携/基盤への取込/同期設計
Phase 2
BI可視化
「数字を見る」を実現ダッシュボード/定型レポート/自動配信
Phase 3
AIエージェント連携
「数字に聞く」を実現AIエージェント構築/PoC/本実装/利用者拡張

6. ヒアリングで確定させる主要項目

→ 上記の回答を踏まえ、最適なツール組み合わせと具体的な構成・概算費用を別冊「2パターン比較資料」に基づいてご提示し、正式提案へ進めます。